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《イベントレポート》働くママ × テクノロジー 人工知能と共存する未来の「はたらく」を考えよう

様々なメディアを通じて、人工知能(AI:Artificial Intelligence)の進化が続々と報じられています。これからの時代、働き方はどのように変化するのでしょうか。また次世代を担う子どもたちにはどのような備えが必要なのでしょうか。「今だからできる働き方」をテーマにしてきたナラティブベースでは、AIに関する基礎知識をインプットし、「未来の働き方」について意見交換ができる場として「働くママ向け講演会+ワークショップ」を開催しました。その模様を写真とともに紹介します。

公私ともに「AIが気になる」というママが多数参加

2017年12月10日、渋谷でロフトワークが運営するオープンコミュニティスペース「loftwork COOOP 10」にて、ナラティブベース主催「働くママ × テクノロジー 人工知能と共存する未来の『はたらく』を考えよう」を開催しました。

参加者の皆さんは仕事を持ちながら、子育て中という方がほとんど。土曜日にも関わらず、積極的に参加してくれる皆さんにどんな学びの場を提供できるのか、ファシリテーターを務める江頭以下、スタッフはドキドキです。

深尾、佐藤はせっせと会場を設営中〜。記録・撮影は我妻が担当します!

受付が始まると、参加者の皆さんが続々とやってきます。お仕事やママ友とのおつきあいで鍛えられているためか、どなたもすぐに打ち解けて和やかな雰囲気に。

始まる前から和気藹々とした雰囲気は、さすがコミュ力の高い「ワーママ」!?

オープニングで代表の江頭が挨拶し、イベントの趣旨をご説明させていただきました。ナラティブベースのこともちょこっと紹介。

そして、それぞれ参加者の皆さんの自己紹介と移ります。ここでも皆さん、物怖じしない方ばかりでびっくり!

ITベンチャーで働くAさん。「自分はもちろん、3人の子どもの将来が気になって。娘と一緒に参加してみました」

WebデザイナーのHさん。「Google Homeと話す息子にびっくり。プログラマの夫ともどもAIは気になるテーマです」

人材紹介会社で働くKさん。「最近AIの知見を持つ人の採用が増えており、興味を持ちました」

レストラン経営のNさん。「AI活用でバーテンダーやシェフもいなくなる!?というのでドキドキしています」

AI研究のスペシャリスト・丸山不二夫先生が登壇!

いよいよ第一部は「人口知能ができること、 わたしたちができること」と題し、丸山先生が登壇しました。

IT教育者としても著名な丸山先生の講義がダイレクトに!

それぞれ事前に一部の参加者にアンケートでAIについて知りたいことを募り、特に多かった疑問に答えるという形で講義を進めていきました。

丸山先生への7つの質問。時間切となった5番目以外、みっちりお答えいただきました。

中には「AIの知識はまるでゼロ」という人もいて、超初心者向けから最新情報まで一気にキャッチアップしようという無謀な(?)お願い。しかし、丸山先生はひるむことなく、AIの進化の歴史からずらっと事例を踏まえつつ、スピーディかつユーモラスにご紹介くださいました。

画像認識で北米と認識されてしまった先生のご尊顔。

45歳の女性と認識。AIって案外ダメかも?

例えば、画像認識やボイスアシスタントシステムなどの人間の持つ眼・耳・口などの感覚機能の代替・拡張への可能性、さらには、機械学習技術や自然言語理解と行った技術分野のトレンド、そしてその中核技術であるニューラルネットワーク、現在のAIの限界やシンギュラリティは起こるのか?などなど。

文字を追うだけでクラクラしそうな内容ですが、豊富な事例と丸山先生の独特な語り口に惹きつけられ、一気に理解が深まった感じ!

メモを取る人、聴き入る人と皆さん真剣です。

こんなに一気にAIについてキャッチアップできるなんて!?少々オーバーヒート気味かと思いきや、質疑応答では「味覚に関するAI技術はどこまで進化しているの?」「自主的に学ぶコンピュータが登場したと聞いたが、どんなもの?」など、ディープな質問も飛び出すほど。もちろん丸山先生は1つ1つ丁寧にお答えくださいました。

目下の課題は家事?将来に期待するのは“人間らしさ”?

そして、ちょっとした休憩を挟み、第二部はワールドカフェ形式のワークショップへ!「人工知能と共存する未来の「はたらく」を考えよう」をテーマに、10年後の自分たちの働き方、20年後の子どもたち世代の働き方を具体的にイメージし、様々な意見やアイディアを出し合いました。

いきなり会場は賑やかに!

テーマは「人工知能(AI)が 『働くママ』のあなたを助けてくれるとしたら? 」「『はたらく』こと、仕事についてマイナスがあるとしたら?」「人工知能(AI)が前提になったとき、自分が大事にしたいこと、 子どもに大事にしてほしいこと」の3つ。各テーマ持ち時間は15分で、テーブルを移動していろんな人とコミュニケーションしながら意見を交換します。

AIに期待することとしては、真っ先に上がるのがやはり家事。そして、家族とのコミュニケーションにも上手に活用したいという声が上がりました。不安がっているわりには、意外に期待も大きい模様。丸山先生も「普段付き合っているIT系の男性エンジニアよりも、ポジティブにAIを捉えている気がします」と語ります。

意見はすかさずポストイットか模造紙に。その場で思いついたこともメモメモ

しかし、そこはやはり働く人への影響も気になるところ。消えてしまう仕事の話になると、変化に取り残されることによる経済格差や人間の能力低下などへと話題は一気にトーンダウン…。

それでも「ルーティン作業から解放されたら、何をやろうか前向きに考えたい」という人も多く、やっぱり働くママはポジティブ!?

丸山先生もワークショップに参加!

そして自分のこと以上に気になる子どもたちの世代については、求められる素養として、柔軟性や自主性、発想力といった今のビジネススキルに通じるものに加えて、「自分の意見や考えを持つこと」「思いやり」「責任感」などがあげられていました。

ペンより断然口が動く〜。書ききれなかったこともたくさん!

最後に「最も強く感じたことをそれぞれポストイットに抜き出し、ホワイトボードにまとめました。AIのポジティブな面、ネガティブな面を実感しつつ、「上手に活かそう」という気持ちが生まれたことが伺えました。

「もっと知りたい、活かしたい!」 第二弾に乞うご期待!

1テーマ15分では話し足りなかったと見えて、ワークショップの後の交流会にもほとんどの方が残ってお話を続けていました。

AIという壮大なテーマを選んだイベントに、どれだけの皆さんが満足いただけるのか不安でしたが、いただいたアンケートは概ね好評。スタッフ一同ホッとしました。その一部を紹介します。

第一部:丸山先生の講演について

良かった!
・短時間でAIの基礎をキャッチアップできてよかった
・最新の動向を知り、興味が湧いた
・最先端の人がどう考えているのかがわかり、ちょっと安心した
・好奇心が強い女性が変化に強いとおっしゃっていただいて心強く感じた

ちょっと残念!
・なくなる職業と生き残る職業を具体的に聞きたかった
・具体的な事例をもっと詳しく知りたかった
・時間が足りず、AmazonやFacebookなどの最新動向を伺えなかったのが残念

第二部:ワークショップ

良かった!
・短い中でとても濃い話ができたように思う
・働くママという同志の間で悩みや意見を共有しあえて心強かった
・進行が秀逸だった
・皆さんのお話を伺ううちに、AIは脅威ではなく共存するものという納得解が得られた
・様々な参加者との交流がはかれて良かった
・かしこまらず、のびのびと意見をいうこと、聞くことができた

ちょっと残念!
・もっと時間が欲しかった
・次はテーマ別でもっと深掘りしたい
・働くママもいろいろなので、子どもの年齢や仕事の内容で細分化してやってほしい
・なかなかパッと話ができなかった
・発想力が足りないと反省。でもブレストは楽しかった。

改めて皆さんとともに時間を過ごすことで、ナラティブベース自身にも様々な気づきや学びがありました。私たちが取り組む事業の中で、AIまではいかずとも業務自動化を提案する場面があり、その中でテクノロジーが働き方を変えていくことを感じることが多々あります。

その時に、突然仕事が変わったり、なくなったりすることを受け身で待つのではなく、どのような変化があるのか、自分なりに考え、環境変化を能動的に受け取れるようになっていることが大切だと感じています。同じことでも、受け身であるより、能動的である方が、絶対に楽しいし、結果もいいものになるはず。

ナラティブベースとして、これからも「新しい働き方の創造」をテーマに様々な取り組みを進めていきたいと考えています。

参加者の皆さんからいただいたアンケートをもとに、働くママ✕テクノロジーのイベント第二弾を企画していきたいと思っております。どうぞ楽しみにしていてくださいね!

<了>

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