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多面的な人が強い理由

肯定的に「捉えられる」コツ

心理学でこんな理論があります。
「人は相手の一面だけでなく多面を認識すると、その人を肯定的に捉えやすくなる」

つまり、人は「あの人にはこんな面もあんな面もあるんだ」と知るだけで、
自分に見えていない部分があるのだからと否定的に捉えすぎなくなったり、
その人のほんの一部でしかないと新たな期待を持てることで、肯定的になるそうです。

こんな自分をみせるのは何のトクにもならない…
プライベートを持ち出していると思われるのではないか?
多くの人がそんな考えを持ちながら仕事をしているかもしれません。

でも実は、自分にはこんな面もある、という多面をみせることは、
仕事や信頼関係を築く必要のあるシーンで、有効であったりするのです。

役割が自分を作り出す

仕事上でもプライベート上でも「●●の自分」という役割を誰でも複数持っています。
どれも自分でありながら、どこかしっくりいかない役割があったり、
とても楽でイキイキとできる役割があったり。

「この役割を全うしよう」と思えば思うほど、
無理にひとつの役割に自分をあてはめようとしてしまい、
平面的で窮屈な息苦しさを感じやすくなりませんか?
もしくは、いくつもの役割の優先順位がつかず、引き裂かれそうな感じ?

でも、そのひとつひとつの役割が(自分をすり減らすものではなく)
自分をカタチ作る『要素』と考えれば、見え方が変わるかもしれません。

いくつもの平面(役割)を持つことは、自分の要素が増えること。
要素が増えることで、人は強く安定的になり、まわりと繋がるチャンスが増えます。
そしてそれらを開示しあい、互いに肯定しあうことは、
良好な関係性の素にもなるのだとしたら、実は(択一どころか)一石二鳥です。

「軸」と「尺度」と「方向」

「多面的な人がなぜ強いのか?」そこにはもう一つの理由があります。
それは、その人の多面性から作られる「軸」と「尺度」と「方向」という強さです。

まず「軸」。
それぞれ違う役割の自分でも、実は共通する判断基準を持っていることに気づきます。
多面性は、複数の平面に共通する自分のブレない「軸」を確認するのに役立ちます。

そして「尺度」。
いくつもの役割から、いろいろな角度の視点、判断経験を持つようになるので、
「尺度」を相手に合わせて柔軟に操れるしなやかさが身につきます。

そして、最後に「方向」。
それぞれの平面の軸を貫くように通る、その人のライン(線)が、どこに向かっているのか?
目指している「方向」が、よりわかりやすくなります。
これは、本人にとっても、周りにとっても重要な、
「本当は何が向いているのか?」「次は何をすべきか?」という問いを、
一緒に探していけるコンパスになるかもしれません。

「多面性」は、個が力強く働くために、なくてはならない重要なファクターであるように思います。

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